PARTY REPORT
桃の桃源郷
2026.04.11
春の足羽山。
枝垂桜が風に揺れるなか、おふたりの一日は足羽神社での神前式から始まりました。



挙式:足羽神社(あすわじんじゃ)
挙式スタイル:神前式
披露宴:開花亭
ゲスト人数:約70名

福井のまちなかにありながら、どこか時間の流れが違うように感じる足羽神社。
静かに響く祝詞の声。
ご家族に見守られながら交わされた夫婦の誓い。

枝垂桜の下で行われた紅差しの儀。
お母様の手によって仕上げられた花嫁姿。
嬉しさと少しの寂しさ。
いろいろな想いが桜色の景色に溶け込んでいるようでした。
挙式後は、足羽川沿いに佇む開花亭へ。


長い年月を重ねてきた建物の中には、どこか懐かしくて温かな空気が流れています。
おふたりが選ばれたのは、大切な人たちとゆっくり言葉を交わせる料亭ウェディング。
オリジナルのロゴ入り暖簾や升、や手作りアイテムなど
こだわりとセンスが輝きます。


鏡開きで祝宴が始まると、会場にはたくさんの笑顔が広がりました。
深みのある紅の色打掛に、春の花々を束ねたブーケ。

凛とした美しさのなかにも、花嫁様らしいやわらかな笑顔があり、
ゲストの皆様も思わず見惚れていらっしゃいました。


久しぶりに顔を合わせるご親族。
学生時代からのご友人。
おふたりが歩んできた時間が、一つの場所に集まったような一日でした。


当日、特に印象的だったシーンが
挙式後のお時間です。
お写真タイムの際
新郎様が「おばあちゃん、写真撮ろう」
そう言った途端、涙が止まらなくなりました。

きっと昔は、おばあさまの方が大きかったはずです。
手を引かれて歩いた日もあったでしょう。
抱きしめてもらった日もあったでしょう。
いつの間にか身長を追い越し、
いつの間にか守られる側と守る側が入れ替わっていました。
結婚式は、新しい家族が生まれる日。
でも同時に、これまでたくさんの愛情をもらって生きてきたことに気付く日でもあるのだと思います。
満開の桜。
歴史ある料亭。
大切な人たちの笑顔。
まるで桃源郷のような春の一日でした。
おふたりのこれからが、この日の桜のように美しく咲き続けますように。



























